三月二十日、彼岸中日を迎え、当山本堂にて「春の彼岸法会」を厳修いたしました。
檀信徒の皆さまとともに御先祖さまへ感謝の誠を捧げ、読経の中、静かにご供養のひとときをお勤めいたしました。
ご参拝いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
お彼岸の時期は、遠方からお参りに来てくださる方も多く、普段はなかなかお話しできない方ともゆっくり言葉を交わせる、私にとっても大切で楽しみな期間です。
亡くなられたご家族の思い出を伺いながら、あたたかな時間を分かち合ったり、時には五十年前に亡くなられた先先代住職とのエピソードをお聞かせいただいたりすることもあります。
また、これまで誰にも話せず胸の内にしまってこられた想いを、そっと言葉にしてくださる方もおられます。
そうしたお話をうかがうたびに、供養とは読経や作法だけでなく、手を合わせ、語り、心を整えることそのものなのだと、改めて感じさせていただきます。
これからも、皆さまが安心して手を合わせ、語り合える場であり続けられるよう、こうした時間を大切にしてまいります。
合掌
